修理
ビルケンシュトックのカカト補修
今回は、踵部分が大きく擦り減ってしまったビルケンシュトックの修理をご依頼頂きました。


長年履き込まれた雰囲気があり、レザーアッパーも良い経年変化をしています。
一方で、歩行時に負荷の掛かりやすい踵部分はかなり摩耗が進行していました。

特に踵外側を中心にソールが深く削れている状態。
ビルケンシュトックに使用されているEVAソールは、軽量でクッション性に優れている反面、柔らかいため踵から減りやすい特徴があります。
このまま履き続けると、
・歩行バランスが崩れる
・滑りやすくなる
・フットベッドへの負担が増える
といった症状につながる場合があります。

ここまで減ってしまうと、接地面にも傾きが出てきます。
今回は、ソール交換までは必要ない状態だったため、踵部分のみを補修していきます。
擦り減った部分をグラインダーで丁寧に均し、減った角度に合わせながらラバースポンジ傾斜板を使用して補強。
単純に貼るだけではなく、元のバランスへ近づけるよう高さや角度を調整しながら仕上げています。

摩耗していた踵部分へ補強材を追加。
耐摩耗性も向上し、今後の擦り減りも抑えられます。

部分補修ではありますが、オリジナルの履き心地やシルエットを大きく変えず、自然な仕上がりになりました。
ソールが減り過ぎる前にメンテナンスを行うことで、フットベッドやアッパーへのダメージを抑えながら長く履き続けることができます。
「踵だけ減ってきた」
「歩くと傾きを感じる」
そんな症状が出始めたら、早めの修理がおすすめです。
修理に関してご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい!
2026-06-04 | Posted in 修理 | No Comments »
